Windows10無料アップデートの怪

Windows10の無料アプデ締切が迫ってきたので、デッドストックになっていたWin7や8が数パッケージありましたので、とりあえず10へのアップグレート権利を確保しておくために、仮想PCや、これまでBootCampパーテーションを作っていなかったMacにインストールして、次々に10へアップデートをかけていました。
Windowsは、クリーンインストールする際には、ライセンスごとに割り当てられたプロダクトキーが必要になります。今回慌ててアップデートをかけたWindows 10にも、同様にそれぞれ割り当てられているプロダクトキーがあるのだろうと思って、それを書き留めておこうと、プロダクトキー解析ツール(通常、インストール後にはプロダクトキーは表示されませんので)を使ったところ、あれれ?!
win7や8からアップデートしたWindows 10は、どれも同じプロダクトキーじゃありませんか。
ProやHomeといったエディションごとの違いはありますが、同じエディションのWindows10であれば、使われているプロダクトキーはどれも全く同じです。しかしPCのプロパティで見えるプロダクトIDは、マシンごとにどれも違っています。
と言うことは、ハードウエア情報に紐付いているプロダクトIDが、個々のライセンスの可否の判別材料になっているということのようです。同じホスト上の仮想マシンでもプロダクトIDは異なっていますが、仮想マシンは個々のMacアドレスを固有割当にしていますので、そのために異なるハードウエアとして処理されたのでしょう。
ということは、旧OSに割り当てられたプロダクトキーのライセンスと10との間の相関性は関係なく、10になるとハードウエア構成情報のみがライセンス認証においては重要、ということになります。
ならばと、仮想マシンで旧OSマシン(8.1)と新OSマシン(10)を同時に起動させたところ、どちらも認証済みになっているではありませんか。
つまり、旧OSのプロダクトキーは、アップデート後のwindows10とは関連性がなく、アップデート後のwindows10はハードウエア情報のみで独り歩きを始めている、と言うことになります。
正規版パッケージのWin7や8を一度でも10に上げておけば、そのインストーラー、つまり旧OSのプロダクトキーにアップグレードの実績が刻み込まれるものと思っていましたが、どうやらそれは間違いで、これら旧OSをインストールしたハードウエアの方に、アップグレードの実績が刻み込まれた、ということのようですね。
各インストーラーパッケージにアップグレードの権利を残させておこうという、当初のもくろみからは大きく外れた結果になりましたが、いずれにしろ、このままデッドストックのまま7月30日を迎えていれば、正規に使える10は入手できなかったのですから、いろいろと検証用に使えるOS環境が増えたと思えば、バタバタと慌ててアップデートした値打ちは、それなりにあったのかなぁ…、と思っておきます。

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